金融の未来を見通すメディア「FinTech Journal」と言うサイトがある。今回はそこで掲載されていた記事についてコメントしたい。
記事のタイトルは『キーエンスやMS&ADが語る「パーパス主導DX」、“データありき”で失敗する理由』。前線で活躍されている方がこのタイトルでトークしている。時間のある方は一度目を通して頂きたい。☛ https://www.sbbit.jp/article/fj/73908
現場を離れて10年以上になる。その間技術の進歩と同時に色々な動きが出てきている。その一つが「DX」だ。このDXも急に表れてきたわけではない。長い歴史が背景にあることを忘れてはいけない。DX、DXと旗を上げて息巻くっていると本質が見えないものだ。このDXは日本発でない。ITトレンドはいつも米国発信だ。米国で発したIT技術の熱を日本人がどれほど体感しているか?体感しても表面だけか、それとも心で受け入れているか?この温度差を自分自身のセンスで感じられた時に、DXは成功への道を進み始めるのではないかと思う。
さてこの記事の中に次の文章があった。『 1つは「スモールサクセス」だ。スモールサクセスで試行錯誤することが大事で、試行錯誤しながら知見を溜め、道を探していく取り組みがやがて、本体事業での大きなチャレンジにつながっていく』。この「スモールサクセス」の言葉に納得するものがる。小さいな出来事を真剣に対処できる方は、大きな課題にぶつかってても対処できるものだ。決断が速い。
私がこれから初めたサイト「IT支援ドットコム」ではスマホを使ってDXマインドを育成したいと思っている。スマホとインターネット環境は毎年進化している。この中で小さいかもしれないがスマホからDXを推進する人材を育成したい。